コンセプト・構築目的

東京都の日常業務・サービスをデジタルツインで支え、高度化します。

  1. 地理空間データ活用により都庁職員の生産性向上ならびに行政サービスを効率化・高度化(QoS向上)し、都民のQoL向上を目指す。
  2. 庁内データの管理一元化・流通促進によって、行政におけるデータガバナンス向上・データリテラシー向上を目指す。

デジタルツイン基盤の構成

デジタルツイン基盤は、庁内・庁外の各主体のデータを集約・格納する「庁内データストア」、各データを参照・利用するための「データカタログ」「インターフェース」、データを可視化する「ビューア」から構成されています。

デジタルツイン基盤の構成 概念図

今後の計画

ロードマップの「デジタルツインの実現ステップ」を踏まえ、次の方針でデジタルツイン基盤の拡張を進めていきます。2022年度は、庁内各局で管理されている地理空間データ等を集約するためのシステムを構築しました。2023年度以降もシステムを順次拡張し、庁内の日常業務でのデジタルツイン活用を目指します。

将来的な拡張方針

将来的な拡張方針 概念図。「デジタルツイン基盤の構築」以下の機能を持つシステムを構築 - 局を横断して、庁内各局が保有する様々な地理空間データ等を収集・蓄積・統合管理するためのデータストア。データストアで管理するデータの検索やアクセスを容易にする庁内データカタログサービス。庁内の地理空間データを基盤地図や3D都市モデルに重畳して可視化する庁内3Dビューア。「デジタルツインの運用・利用拡大」システムを順次拡張 - 利用者意見を踏まえて庁内3Dビューア等の機能を改善。リアルタイムデータ等のシステム間連携、庁外も含めたデータ連携に順次対応。庁内外のシステムに適した形でデータ提供し、シミュレーション等に活用。利用者・データ(量・種類)等を順次拡大。