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- 建築物モデル:多摩部
デジタルツインとは?
センサーなどから取得したデータをもとに、
建物や道路などのインフラ、経済活動、人の流れなど様々なフィジカル空間(現実空間)の要素を、
サイバー空間(コンピューターやコンピューターネットワーク上の仮想空間)上に
「双子」のように再現したものです。
デジタルツインの提供価値
- 現実と連動したリアルタイムデータ取得
- IoTセンサー技術や5Gの進展により、様々なデータをリアルタイムに収集
- 3D空間を活かした分析・シミュレーション
- これまでの平面の地図上だけでなく、3次元空間の中で、従来は重ね合わせることが難しかったデータを可視化。AIによって高度な分析・シミュレーションが可能
- 現実へのフィードバック
- その結果をAR/VRやロボットなどの各種デバイスへ、リアルタイムにフィードバック
様々な技術を最大限に活用することにより、都政のQoS(Quality of Service)をアップグレードし、都民の生活の質の向上を目指します。
活用分野
防災・まちづくり・モビリティ・エネルギー・自然・ウェルネス・教育・働き方・産業といった様々な分野での活用が期待されます。
2030年に実現を目指す、東京都のデジタルツイン
変化が激しく先行き不透明な社会情勢の中で、東京都は多岐に渡る課題を抱えています。
例えば、少子高齢化・人口減少、人流・物流の変化、
気候変動の危機、首都直下型地震への備え。
これらの課題を解決するためには、デジタルテクノロジーを駆使した変化への対応が不可欠です。
東京都は、サイバー空間とフィジカル空間の融合によるデジタルツインを産学官一体で実現することで、
課題解決と都民のQOL向上を目指します。
さらに、東京都がデジタルツインの社会実装の先駆けとなり、 国内外他都市への波及を通じて日本を牽引します。
デジタルツインの社会実装に向けたロードマップ
デジタルツイン社会実現に向けた具体的なステップ・アクションを定めた「デジタルツイン社会実装に向けたロードマップ(設計図)」を第2版に更新しました。
本ロードマップは適宜更新するとともに、記載した内容を実現すべく、産学官の組織や分野を横断した協力体制のもと、推進していきます。
デジタルツイン基盤
庁内の日常業務や庁外の様々な活動でデジタルツインの活用を促進するため、庁内外の地理空間データを集約し、横断的にデータを提供・可視化するための「デジタルツイン基盤」を構築・運用します。
デジタルツイン実現プロジェクト 2023年度の実施事項
ロードマップの更新
デジタルツイン社会実装に向けた具体的な設計図(ロードマップ)の更新
ベータ版事業創出
- ベータ版事業 01
- センサー等によるリアルタイム・
準リアルタイムデータ活用の検証 - ベータ版事業 02
- 都市のデータ整備の新たな仕組みの検証
- ベータ版事業 03
- 産学官でのデータ連携に向けた課題検証
東京都における『都市のデジタルツイン』
ユースケース創出に向けた検討会
ロードマップ更新の方向性、事業方針等について有識者及び内外関係者で議論
デジタルツインデータ連携基盤構築
庁内の日常業務でのデジタルツインの活用促進を目指し「デジタルツインデータ連携基盤」を構築
今後の公開予定
本Webサイトはデジタルツイン実現プロジェクトの進捗に合わせて、コンテンツを更新予定です。
更新内容は「NEWS」でお知らせします。